複数人で書いたお話

技術系同人誌 Advent Calendarの10日目の記事です(`・ω・´)

はじめに

技術書典3で、以下の4つの本を書きました。

ちなみに…技術書典2のときに出した本はこちらです。

※参加ブログは、こちら に書いているので、お暇ならぜひ(`・ω・´)

上記の本は、こちらの7名で書きました!
社会人やニートや大学生などなどちょっと変わった人たちです(笑)

さて、ここからが本題です!
7名という複数人で書きました。
どういうツールを使って7名分のドキュメントを管理したのか、スケジュール管理はどうしたのか、などなど…
複数人で、どんな感じに本を書いていったかを中心に書きます!

GitHubとRe:VIEWを使って書き書き

Re:VIEW

基本的には、Re:VIEWを使い本文を書いていきました。

一部、vscode-markdown-pdf とPagesを使用しました。

なぜ、全部Re:VIEWに統一せず、Pagesなどを使ったかというと「md2review」を使ったからです。

md2reviewを使うと、Markdownで書いたものがRe:VIEW形式に変換できます。
Re:VIEWの書き方を覚える時間がない人にとっては、とても良いツールです!
ただ、Markdownのほうで少しスペースが入ったりしていると、変換がうまくいかないことがありました。
エラーの原因を探すのが大変で、どうしてもうまくいかないところは、上記のPagesなどを使いPDFに出力しました。
そして、macのプレビューのPDFを結合できる機能を使い、1冊にまとめました。

この辺は、Re:VIEWで統一して書くとしたほうが、良かったなと思いました(`・ω・´)

GitHub

各自、書いたものはプルリクエストを出していく形にしました。
プルリクエストでは、簡単に誤字脱字がないかを確認するようにしました。
一応、CIなどをまわして自動でPDFに出力するようにしましたが…あんまり使いませんでした(笑)
ちなみに、CIは、werckerを使いました。

githubのプルリクエスト

誤字脱字などのチェックは、誤字脱字チェック会などを開き、集まれる人だけで2時間くらい集中して読みました。
誤字脱字だけではなく、「ここに画像があったほうが分かりやすいよ」などの感想も言いました。
話の内容はどちらかと言うと感想の方がメインになりました。
ここで出たものはissueを作り、書いた人に報告しました。

githubのissue

本のデザイン

こちらは、4名でそれぞれ分担してやりました。
Affinity DesignerAdobe Illustratorやペンタブなどを使いました。

スケジュール(ヽ´ω`)

7人いるので、スケジュールはこんな感じに作りました。

一次締切: 10/1(日) 17:00
誤字脱字のチェック締切: 10/8(日) 17:00
10/22: 当日

10/1に一旦出してもらい、そこから1週間くらいで誤字脱字などを洗い出し、修正するという形にしました。
え?締切守らなかったやつ?人権を剥奪しました!

デスマ

というのは冗談です(笑)

当日近くにバタバタしたくないなーと思い、できるだけ早めにできるようにスケジュールを組みました。
(結局…直前まで修正してましたが笑)

もくもく環境

定期的にカフェに集まって、複数人で書きました。
一人で書くと辛いので、何人かで集まって書くのはとても良かったです!

あと、slackで定期的に話してました!

slack

印刷

技術書典3で出したものは、ラクスルさんで印刷しました。
ちなみに、技術書典2で出した本はねこのしっぽさんで印刷しました。

まとめ

複数人で、どんな感じに本を書いていったかを簡単にですが書きましたが、いかがでしたでしょうか?
分かりにくかったら、ごめんなさい(´・ω・`)
何かの参考になれば、幸いです!

最後に…

本、書くの楽しいよ(`・ω・´)